【迷場面0132】「ふふ、ふふふ。うふふふふふ」 [へヴィーオブジェクト]
少女は、携帯電話の小さな画面を眺めていた。
そこに表示されていたのは、短いメールだった。
アラスカの基地で出会い、窮地に陥った自分を助けに来てくれた、本物の友達。
「ふふ」
内容はそっけないものだったが、お姫様にとっては関係なかった。内容ではなく、誰からのものであるのかがこんなに重要な意味を持つとは、今まで想像もできなかった。
「ふふ、ふふふ。うふふふふふ」
思わず鼻歌を歌い、椅子に座ったままダンスっぽく体を小さく左右に振った直後、適当に振り回した手の甲がうっかりレバーにぶつかった。
巨大な主砲がガコーンと大きく動き、空中の連絡通路を押し潰しそうになり、すんでの所で整備兵の婆さんをホームランしそうになったお姫様は、慌ててレバーを掴み直す。
【迷場面0131】「それはブルマーやスクール水着じゃない」 [化物語]
【迷場面0130】「いや、変態も同然の企みだ」 [化物語]
【迷場面0129】「恐るべし、少女の老婆心!」 [化物語]
【名台詞0032】ヴェセル=サングリアは言いました [書き溜めのるつぼ]
【迷場面0128】「何を仰っているんですか。親身になっておりますとも」 [境界線上のホライゾン]
境界線上のホライゾン2〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)
- 作者: 川上 稔
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/06/10
- メディア: 文庫
「Jud.、昨日に御要求が御座いましたので、ホライゾン、ちょっと朝に早起きして粉末ドリンクを頑張ってみました。店主様のお墨付きですので、一献如何でしょうかトーリ様」
「おお、気合い入ってるな! 粉末系スポーツドリンクは最近キュウリ味の″ドクターカッパー″とか解りにくいネタ多くて困るよな。ともあれ、――じゃあ、喉も渇いてるし頂くぜ!」
Jud.、とホライゾンが頷く眼前で、葵が竹ボトルを一気に煽った。その横で、無表情に半目のホライゾンが平然とした口調で、
「スポーツコーンスープです」
葵が吹いた。わあ、とか、きゃあ、とか逃げ出す皆の中央。葵はがくがく震えながら、
「ぬおお! な、何だこの、え、ええと、言葉を選んで言うと斬新な味! 口に入った瞬間から温かいコーンのどろつきと塩っぽいのにレモン味がプラス! あめいじんぐ!」
「トーリ様、ゲロのような臭いがしますねそれ」
「あ、あれエ――!? 俺が選ばなかった言葉で正確にストライク取りに来てね!?」
【書感0017】「ソードアート・オンライン2 アインクラッド」 [ソードアート・オンライン]
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「ソードアート・オンライン2 アインクラッド」
(川原礫著、アスキー・メディアワークス電撃文庫刊)
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読む前はサブタイに「えっ!?」と思わされた本作ですが、読んで納得。ちなみに短編~中編が計4本立てという構成になっています。
それはいいんです……が、今回キリト君、いくらなんでもフラグ立てまくり!(^^;
話のたびに女の子をとっかえひっかえ(超語弊あり、でも嘘じゃない)……って、どんなジゴロだよ(^^;
【迷場面0127】「今度は話が深すぎる!」 [オルキヌス 稲朽深弦の調停生活]
【迷場面0126】「最悪な慰め方だ!」 [オルキヌス 稲朽深弦の調停生活]
【迷場面0125】蜘蛛、言い訳。 [オルキヌス 稲朽深弦の調停生活]
「あ、あの……初めまして」
二メートルを越える蜘蛛に話しかける人間。
端から見れば奇異以外の何でもない光景だが、それはあくまで外界の話。
ここではその常識は通用しない。なぜなら――
「はい、初めまして」
当たり前のように頷き、挨拶を返す蜘蛛。その言語はこの島における知的生命体が用いる共通言語。ならばこの蜘蛛もまた――知性ある存在に他ならない。
「うわぁ……!」
自然に挨拶する蜘蛛を見て、深弦の興奮は頂点に達した。
オルカ。幻想の島にしか居ない幻想の生物の総称。人語を解し、知性を持ち、力を持ち、長久の歳月を生きる人ならざる異形の幻獣。
それが今、こうして目の前に居る。もしも深弦に理性がなければ即座に蜘蛛に歩み寄り、その全身をくまなく撫で回そうとしただろう。
そんな興奮を隠そうともしない深弦に、蜘蛛はゆっくりと前足を上げた。
【書感0016】ギブあっぷ1~2! [ギブあっぷ!]
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「ギブあっぷ!」
「ギブあっぷ2!」
(上栖綴人著、ホビージャパンHJ文庫刊)
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騙された! すっかり騙されたよ!
かる~いノリのタイトルとか、狙ってます感バリバリな扉絵とか、阿■々木&戦■ヶ■コンビのような軽妙な掛け合いとか、あれっ意外と真っ当に青春してるじゃんなストーリー展開とかに、ころっと騙されたけど――……最後のほうになまらとんでもない返し技が仕込まれてたよ!
【名場面0041】「相変わらずポンコツだな、お前」 [イスカリオテ]
【迷台詞0010】ヴェセル=サングリアは雄叫んだ [書き溜めのるつぼ]
【名台詞0031】アスナは言いました [ソードアート・オンライン]
【名場面0040】「わたしにとっては大事な二年間なの。今ならそう思える」 [ソードアート・オンライン]
アスナは薄く目を開けると俺を見上げ、二、三度瞬きしてにっこり笑った。
「ん……。ちょっとだけ、夢、見てた。元の世界の夢……。おかしいの」
笑顔のまま、俺の胸に顔をすりよせてくる。
「夢の中で、アインクラッドのことが、キリト君に会ったことが夢だったらどうしようって思ってとっても怖かった。よかった……夢じゃなくて」
「変な奴だな。帰りたくないのか?」
「帰りたいよ。帰りたいけど、ここで過ごした時間がなくなるのは嫌。ずいぶん……遠くまで来ちゃったけど、わたしにとっては大事な二年間なの。今ならそう思える」
【名台詞0030】キリトは言いました [ソードアート・オンライン]
【名台詞0029】アスナは言いました [ソードアート・オンライン]
【雑感0004】本日の戦果 [danying message]
本日のお買い物。
「偽物語(下)」
(西尾維新著、講談社BOX刊)
「ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯れ言遣い」
(西尾維新著、講談社文庫刊)
「境界線上のホライゾンⅡ<上> 」
(川上稔著、電撃文庫刊)
「アクセル・ワールド2 -紅の暴風姫-」
(川原礫著、電撃文庫刊)
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』 記憶の形成は作為」
(入間人間著、電撃文庫刊)
「乃木坂春香の秘密10」
(五十嵐雄策著、電撃文庫刊)
「有川夕菜の抵抗値」
(時田唯著、電撃文庫刊)
「レンタル・フルムーン 第一訓 恋愛は読みものです」
(瀬那和章著、電撃文庫刊)
しめて¥6,320。つーか、電撃文庫強すぎ(^^;
「偽物語(下)」は、帰宅後いの一番に読了しました。感想等はまたいずれ。
「偽物語(下)」
(西尾維新著、講談社BOX刊)
「ネコソギラジカル(下) 青色サヴァンと戯れ言遣い」
(西尾維新著、講談社文庫刊)
「境界線上のホライゾンⅡ<上> 」
(川上稔著、電撃文庫刊)
「アクセル・ワールド2 -紅の暴風姫-」
(川原礫著、電撃文庫刊)
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん『i』 記憶の形成は作為」
(入間人間著、電撃文庫刊)
「乃木坂春香の秘密10」
(五十嵐雄策著、電撃文庫刊)
「有川夕菜の抵抗値」
(時田唯著、電撃文庫刊)
「レンタル・フルムーン 第一訓 恋愛は読みものです」
(瀬那和章著、電撃文庫刊)
しめて¥6,320。つーか、電撃文庫強すぎ(^^;
「偽物語(下)」は、帰宅後いの一番に読了しました。感想等はまたいずれ。
【書感0015】「ソードアート・オンライン1 アインクラッド」 [ソードアート・オンライン]
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「ソードアート・オンライン1 アインクラッド」
(川原礫著、アスキー・メディアワークス電撃文庫刊)
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私は認定します! SAOは――ラヴ!ストーリーであるとッッ!!!
思い返してみれば、私の読書歴でも多くはない仮想現実ものは、今までことごとく趣味に合いませんでした。「クリス・クロス」然り、「クラインの壺」然り、「グリフォンズ・ガーデン」……は、ちょっと違うか?――って、全部「ク」始まりじゃん(^^;
【名台詞0028】病院坂黒猫は言いました [「世界」(きみとぼく)シリーズ]
【名場面0039】「でしたら、失礼させていただくのが私です」 [イスカリオテ]
マニピュレーターの間をくぐりぬけて、イザヤの視線はその中央――機械仕掛けのベッドへと向いた。
冷たい金属製のベッドの上に、人形が横たえられていたのだ。
イザヤの存在に気づいて、すぐノウェムは身じろぎした。
「っ――イザヤ様!」
「いいから寝てろよ」
ぞんざいな口調で、イザヤはしっしと手を振った。
「あ、あ……で、でも」
ぱちくりと何度も瞬きして、人形が躊躇する。
「いいから」
「り、了解しました。でしたら、失礼させていただくのが私です」
渋々と、ノウェムがうなずいた。
妙に弱々しい仕草で、聖職衣を毛布みたいに引き寄せ、じっと少年の方を見る。
【迷場面0124】「べ、別に真尋さんが心配なわけじゃないんだからね!」 [這いよれ!ニャル子さん]
【迷場面0123】「い、今何か言ったかな?」 [終わりのクロニクル]
終わりのクロニクル2〈上〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)
- 作者: 川上 稔
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
「御言君……」
「何かね? その不審なものを見るような目は」
「……意外と御言君、深くものを考えずに直接結論出すタイプだな?」
「いつ私がそんな短絡思考をしたというのかね? そんなこと言うと張り倒すぞ」
「今も充分短絡しておるだろうがっ!」
【迷場面0122】「全然ニュアンス違うよっ!」 [終わりのクロニクル]
終わりのクロニクル2〈上〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)
- 作者: 川上 稔
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
「でも、これからどうやって確かめるの? ボクが女だって。ボク、これ以上見せないよ?」
「では触れてみるしかないね」
「じゃあ、たとえば指先で優しく――」
「そう、わし掴みとか」
「全然ニュアンス違うよっ!」