【名台詞0026】田村のおばあちゃんは言いました [書き溜めのるつぼ]
「友達ってのは酸素でもなけりゃ水でもない。どちらかというと嗜好品の分類だよ。あればあったで充実するだろうし、なけりゃないでどうにでもなる。コーヒーや煙草と大差ないもんだよ、他人の存在なんてのは。煙草を吸わない人間が煙草を所持していなくても普通なんだから、友達がいないなんてことは恥じる必要なんざないし、たくさんいるからって誇るのはただのアホだ」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「電波女と青春男2」
(入間人間著、アスキー・メディアワークス電撃文庫刊)
四章『宇宙の中の雨中』(P.160)より
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
時々むしょうに欲しくなるときがありますよね、嗜好品て。
コメント 0