【迷場面0121】「ぶわっはっはっは!」 [這いよれ!ニャル子さん]
詮無い事を考えつつ、一通り身なりを整えてから、居間へ。
「ぶわっはっはっは!」
這い寄る混沌が新聞を開いて爆笑していた。
「何だ、騒々しい」
「いえ、この四コマ漫画がハイセンスすぎて」
「あ、そ」
目尻に涙を浮かべて拍手までしているニャルラトホテプを放っておいて、台所に立つ。立ってから、気がついた。一応人型をしているとはいえ、地球の食物は大丈夫なのだろうか、奴は。昨夜はスナック菓子を貪り食っていたので大丈夫だとは思うのだが。
「ま、いっか。腹壊すのは僕じゃないし」
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ニャルラトホテプ×八坂真尋
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「這いよれ! ニャル子さん」
(逢空万太著、ソフトバンククリエイティブGA文庫刊)
「1.第三種接近遭遇」(P.43~44)より
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いくらなんでも地球のお茶の間に馴染みすぎだろ、いやしくも邪神が(^^;
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