【迷場面0129】「恐るべし、少女の老婆心!」 [化物語]
「とにかく、阿良々木さん。いいですか、受験っていうのは大変なんですよ」
「わかってるよ、そんなこと」
「そうですか。わたしはわかってませんけど」
「だよなあ!」
したことあるはずないもんなあ。
「それにしたって、重ね重ね、心配ですねえ。老婆心かもしれませんが、阿良々木さんに、果たして願書が書けるのかどうか」
「そんな地点から心配されてるのか!? 恐るべし、少女の老婆心!」
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八九寺真宵×阿良々木暦
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「化物語(下)」
(西尾維新著、講談社BOX刊)
「第五話 つばさキャット」(P.254~255)より
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少女八九寺、小学五年生です。
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