【名台詞0032】ヴェセル=サングリアは言いました [書き溜めのるつぼ]
「ふ、ふん。たわけものっ。スティロスの分際で生意気だぞ……そなたと一緒にいてやるのだって、『イスノキの儀』を完成させるためなんだから……勘違いして、わらわに変態なことしたら、許さないんだから……ちょっとだけしか……許さないんだからな……」
最後の方は、スティロスの胸に飛び込んでやりながら、呟くように口にした。
仕方ないなあという風に、頭をたくさん撫でてくれたから。
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「イスノキオーバーロード」
「4 イスノキ」(P.181)より
(貴島吉志著、一迅社文庫刊)
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可愛いですよねぇ、突っ張ってるちっちゃい女の子って。……言葉通りの意味ですよ?
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