【迷場面0119】「うまいこと言った!」 [化物語]
「ここまで言っても謝らないとは……阿良々木さんの物分りが悪いのか阿良々木さんの物分りが悪いのか阿良々木さんの物分りが悪いのかわたしの言い方が悪いのか、どれでしょうね」
「確率的には四分の三まで、僕の物分りが悪いのか……。ったく……はいはい、わかったわかった。オランダ人に謝ればいいんだな」
「はいは百回です、阿良々木さん」
「そんなに言えるか!」
「たしかにハイリスクではありますね」
「うまいこと言った!」
【名言0018】櫃内様刻はかく語りき [「世界」(きみとぼく)シリーズ]
【迷場面0118】「ではお見せしましょう、宇宙CQCの恐ろしさを」 [這いよれ!ニャル子さん]
【迷場面0117】「……ち」 [這いよれ!ニャル子さん]
いざ脱ごうと服に手をかけたところで、ふと止まる。
「なあ」
「何でありましょう」
未だに立ち退かない少女に声をかける。
「今から着替えるんだけど」
「そうでしょうね」
「一応、下まで脱ごうかと思ってるんだけど」
「ええ、その方がいいでしょう」
「何でお前、出て行かないの」
真尋を見つめる這い寄る混沌は、それはもう真剣極まる表情で瞳を爛々とさせていた。
「いえ、これはその。いわゆる一つの眼福……じゃなかった、目の正月……でもない。そう、かぶりつきです。じゅるり」
全部似たようなフレーズだった。シチュエーション的に男女が逆なのではないだろうか。
「早く出てけ! あと、よだれ拭け!」
好事家の面持ちのニャルラトホテプに前蹴りを繰り出す。
「……ち」
少女は露骨に舌打ちをして、渋々と部屋を出ていった。
【迷場面0116】「触っているのではない、掴んでいるのだ……!」 [終わりのクロニクル]
終わりのクロニクル2〈上〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)
- 作者: 川上 稔
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
と、本を取ろうとした手が、暖かく柔らかいものに触れた。
「……ひ」
感触には声も着いてきた。
佐山は何事かと、下を確認。焦点を結んだ視界は、自分を覆う布団を見る。
その筈だった。
しかし何故か今、自分の前には尻が突き出され横たわっていた。
左、降りる梯子の方にはじたばたする素脚が空を掻き、右、壁際には腰までめくれたシャツの背が見える。両者の中央では白い下着の張った尻が、
「や、あ、ちょ……」
慌てた声と揺れる髪、そして目の前でもぞつく丸い双肌(もろはだ)を見て、佐山は眠気混じりに言う。
「何をいきなりフルーティな行為に及んでいるのかね、新庄君」
【迷場面0115】とても分かりやすい比較だった。 [這いよれ!ニャル子さん]
「この広い宇宙、地球人なんて指先一つでダウンさせられるくらい物理的にも精神的にも力を持った連中が、それこそ星の数ほどいます。ですが、そんな彼らでも地球に唯一後れを取っているファクターがあるんです」
「それとお前の趣味に何の関係が」
「娯楽です。英語で言うとエンターテインメント」
つん、と満足げに戦利品の袋をつつくニャルラトホテプ。
「え、だって、お前らにしちゃ片田舎の文化なんだろ?」
「いいえ、こと娯楽に関しては地球は宇宙一と言っていいでしょう」
「こっちの何倍も科学力持ってるくせに?」
【名言0017】佐藤初雪はかく語りき [書き溜めのるつぼ]
【迷場面0114】「はっ、失礼。ついつい悦に入ってしまいました」 [這いよれ!ニャル子さん]
「ちょっと待て、何で地球だけ特例なんだ」
「そこなんですよ。なぜ地球だけが特別厳しいのか。なぜ神話上のモチーフになるような大物連中がこんなへんぴなところまで来星したか。その理由が、これです」
ニャルラトホテプはテーブルの下に手を滑り込ませたかと思うと、どん、とテーブルの上に何かを置いた。
「お前がさっき買い散らかしたグッズじゃないか」
「オフコース」
美少女のイラストが描かれた襠(まち)付きの大型ビニール袋。かなり容積があるはずのそれが、パンパンに膨れている。中身は、アニメDVDボックス。ティーンズ小説。コミック。同人誌。サウンドトラックも入っているのかもしれない。とにかく、そういった類のグッズ。
「それが何だってんだ……ああ、こんなところで広げるな! 恍惚の目でパッケージを撫でるな! 頰擦りもするな! ケースを舐めるな! 早くしまえ!」
「はっ、失礼。ついつい悦に入ってしまいました」
【迷場面0113】「確かにしどろもどろだが!」 [化物語]
【迷場面0112】「愛を込めに来たのか、お前らは」 [這いよれ!ニャル子さん]
【迷文0004】殺気、という放射体の存在を確認した科学者は、まだ居ない。 [旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。]
【迷場面0111】「いえ、ですから、あなたのお側に這い寄る混沌ですが」 [這いよれ!ニャル子さん]
「お前、いったい何なんだよ……」
「いえ、ですから、あなたのお側に這い寄る混沌ですが」
「お前は地球に遊びに来たのか」
「失礼な! これもちゃんとした調査の一環としてですね」
「何の調査だ言ってみろ」
「…………」
「なぜ目を逸らす」
ニャルラトホテプは露骨に明後日の方向を向いている。唇をすぼめて、息をひゅうひゅうと吹いているのは、おそらく口笛を吹こうと思っているが音が出ないのだろう。
「いや、まあ。これは言ってみれば自分へのご褒美」
「お前、褒められる事、何かしたか。あとご褒美があるなら自分への罰もあるよな。仕事サボってる罰は?」
「それはその……ま、前払いという事で」
【迷場面0110】「ははは小さいことだよ新庄君。気にせず行こう」 [終わりのクロニクル]
終わりのクロニクル2〈上〉―AHEADシリーズ (電撃文庫)
- 作者: 川上 稔
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
「確かに佐山君、頭がおかしくて突発的な奇行や犯行に及んだりするけど、他人のことや、秘密に関しては堅いもんね」
「……何やら前提が間違っているような気がするのだが」
「そ、そうかな? でも皆言ってるよ? 天動型佐山宇宙所属の馬鹿野郎って」
「ふむ。前半は当然としても、成績優秀な私に馬鹿野郎とは解せん話だね……」
「いや、馬鹿にもいろいろ意味あるし、……ってか前半オッケーって?」
おや、と佐山は首を傾げ、
「本気にしたのかね新庄君。安心したまえ。冗談だ。大体、今更天動説など」
「あ、あははは、そ、そうだよね? 佐山君、たまに佐山時空に入るから焦っちゃったよ」
「ああ、大丈夫だよ新庄君。――中世以来、世界はちゃんと地動説で私が太陽だ」
「え!? な、何? 今何か最後に言った?」
「ははは小さいことだよ新庄君。気にせず行こう」
【迷言0011】建代神一郞はかく宣えり [藤堂家はカミガカリ]
【迷場面0109】「ひどいプレイだ……」 [這いよれ!ニャル子さん]
「なあ、ニャルラトホテプ星人」
「はい? む、この成人向け同人誌は。何と破廉恥な。けしからん、実にけしからん。買って行きましょう」
ぱさ、と薄い冊子のようなものをカゴに投げ込む。表紙にはとても紙面では語り尽くせない卑猥な構図が描かれていた。目を見張るのはその値段だ。映画のパンフレットくらいの薄さなのに、大判コミックよりも値段が高い。どうやらこの建物内は物価が違うらしい。
「なあ、ニャルラトホ」
「うっおおー! こりゃ回収された初回生産分のエロゲーじゃないですか! さすが地球、恐ろしい子……!」
性的な意味でいかがわしさ極まるそのパッケージに、這い寄る混沌が手を伸ばそうとした瞬間。真尋は予備動作を一切省いて、その白く小さな手の甲にフォークを突き刺した。
「ウボァー! ささ、刺さった! 刺さった!」
【雑感0003】今日は何の日? [書き溜めのるつぼ]
つい数時間前まで知らなかったんですが――というか、もうあと一時間もないですが――、今日、4月23日は「世界 本の日」なのだそうです。
1年365日あれば366日本を読んでいたい私にしてみると、へぇ~そうなんだ、くらいにしか思えないんですけど、そういうことらしいですね。
今日は「世界 本の日」。でも祥子さま風に言うなれば、「特別でないただの一日」ってところでしょうか(^^;
1年365日あれば366日本を読んでいたい私にしてみると、へぇ~そうなんだ、くらいにしか思えないんですけど、そういうことらしいですね。
今日は「世界 本の日」。でも祥子さま風に言うなれば、「特別でないただの一日」ってところでしょうか(^^;
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【名場面0038】「す、ストレートと癖毛、どっちが好き?」 [葉桜が来た夏]
「ねえ」
背中を折り曲げてむせる学に、ふっと葉桜が声をかけてきた。左手の甲で涙をぬぐいながら顔を向ける。葉桜はややうつむきがちに卓上へ視線を落としていた。グラスをテーブルクロスの上に置き、くるくると指で毛先をいじっている。綺麗なウェーブを描くブロンドが照明の光を浴びてキラキラと輝いていた。
「なんだよ」
眉根を寄せ、きつい表情で葉桜を見据える。葉桜はちらりとこちらを一瞥し顎を引いた。
「す、ストレートと癖毛、どっちが好き?」
「はあぁ?」
思わず裏返った声を上げる学の前で、葉桜は慌てたように手を振った。
【書感0014】カンピオーネ!Ⅰ~Ⅲ [カンピオーネ!]
カンピオーネ! 神はまつろわず (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 丈月 城
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/05/23
- メディア: 文庫
カンピオーネ!〈2〉 (集英社スーパーダッシュ文庫 た 9-2)
- 作者: 丈月 城
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/11/21
- メディア: 文庫
カンピオーネ! 3 はじまりの物語 (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 丈月 城
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/03/25
- メディア: 文庫
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「カンピオーネ! 神はまつろわず」
「カンピオーネ!Ⅱ 魔王来臨」
「カンピオーネ!Ⅲ はじまりの物語」
(丈月城著、集英社スーパーダッシュ文庫刊)
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前回の書感で、このシリーズのおもしろさは突き抜けているのではなく安定しているのだ、という主旨のことを書きましたが(褒め言葉ですよ)、気になったので理由を考えてみました。
が、すぐに思い当たりました。それは、「主人公が最初からめっちゃ強いから」。
なにせ、1巻スタート時点ですでに軍神の権能を備えていて、それを使いこなすマインドも持ち、1巻でも2巻でもほぼ同等の力を備える敵と全開バトルを繰り広げるわけです。
ここには少年漫画的王道な「最初は強くないけど物語を通じて成長する」要素や、「自分よりも強大な敵に立ち向かう」要素はなく、ライバルと戦略戦術の優劣を競い合う感じが近いですね。
それがだめなわけでは全然なく(私的にはむしろウェルカム)、そういうおもしろさなんだ、とご理解下さい。
【書感0013】カンピオーネ!Ⅲ はじまりの物語 [カンピオーネ!]
カンピオーネ! 3 はじまりの物語 (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 丈月 城
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/03/25
- メディア: 文庫
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「カンピオーネ!Ⅲ はじまりの物語」
(丈月城著、集英社スーパーダッシュ文庫刊)
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期待に違わずおもしろかった。
この著者の作品を読むのは初めてだったんですが、このシリーズは1巻から安定しておもしろいのがうれしいです。
うーん……なんだろう、予想以上!とか、一寸先すら読めないハラハラドキドキ!というテンションとは無縁なんだけど、でもやっぱり文句なくおもしろい、という。サッカー漫画に例えるなら「俺フィー」じゃなくて「ジャイキリ」的なおもしろさ、と言いますか……わからない人ごめんなさい(^^;
とりあえず、私的にはエリカはやっぱり護堂を甘辛く弄り倒しまくってこそのエリカだと思うので、そういう意味では「あかいあくま」分がやや物足りなかったというか。ただ、ある意味それ以上に貴重な「恥じらうエリカ」を堪能させて頂きましたので、それはそれで!!!(^^;
【迷場面0108】「い、嫌な奴……」 [這いよれ!ニャル子さん]
落ち着け。昔の偉い人も言っていた。取り乱しそうな時は素数を数えて落ち着くのだと。沸騰しそうな頭を徐々に冷やして、食卓に戻る真尋。
「で、だ。聞きたいことがあるんだ」
努めて冷静に話を切り出す。
「はいはい、何でしょうか。スリーサイズですか? いやん、真尋さんのえっち」
「お前、ニャルラトホテプって言ったよな」
「……ガン無視ですか。ええ、そうですが」
露骨に口を尖らせながらも、碧眼の少女は首肯する。
「ニャルラトホテプって言えば、クトゥルー神話でも有数の嫌な奴なわけだ」
「い、嫌な奴……」
【迷場面0107】「お兄ちゃん、ちょっぴりどきどきしちゃったよ」 [「世界」(きみとぼく)シリーズ]
「何、かな?」
「本棚しか見ないなら……別に」
「うん?」
「別に、部屋に入っても……」
後はごにょごにょと、聞き取れなかったが、それこそ皆までいう必要はない。僕は服の裾をつかんだ夜月の手を取って、「ありがとう、夜月」と言った。
「大丈夫。簞笥の下着類の奥に夜月が大事に隠している秘蔵のボーイズラブ小説にだけは、絶対手を出したりしないから」
「はうっ!?」
顔面蒼白。
「み、見たなっ!? い、いつ見た!?」
「いやいや。すげーな。あれ。お兄ちゃん、ちょっぴりどきどきしちゃったよ」
「ば、ば、馬鹿っ! 大嫌い! はやく出てけ!」
「あはは」
【迷場面0106】「SAN値が下がりますよ?」 [這いよれ!ニャル子さん]
【迷台詞0009】ニャルラトホテプは言い放った [這いよれ!ニャル子さん]
【迷台詞0008】ニャルラトホテプは言い放った [這いよれ!ニャル子さん]
【書感0012】這いよれ! ニャル子さん [這いよれ!ニャル子さん]
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「這いよれ! ニャル子さん」
(逢空万太著、ソフトバンククリエイティブGA文庫刊)
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あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれは夕食が運ばれてくるのを待っていたら
いつのまにかこの本を読了していた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
腹筋がどうにかなりそうだった…
ネタだとかコメディだとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
【名場面0037】だって、それぐらいに、あの少年は特別で……。 [イスカリオテ]
自分の言動は、まるで論理的じゃない。
だから、悩む。
何が、嫌だったのだろう。
人形である自分が悩むなど、それ自体がおかしいことにも気づかず、ノウェムは没頭する。ごくごく自然に、思考回路のリソースをあの少年へ割り振ってしまう。
だって、それぐらいに、あの少年は特別で……。
「……そ、そうですとも」
路地裏を探る作業と思考を分割しながら、きゅっと拳を握る。
今度はすぐに、ノウェムは顔をあげた。
だって、こんなの当たり前だ。
あの少年は自分の洗礼者なのだから、第一優先順位なのだから、いちいち考えてしまっても無理はない。むしろあの少年が悪いのだ。もっと自分を理解して、もっと自分をうまく使うべきなのだ。だって、世界でノウェムを使って良いのはあの少年ひとりなんだから、これぐらいの主張は当然なのだ。
【迷場面0105】「さすがに二人がかりだと……」 [迷い猫オーバーラン!]
迷い猫オーバーラン! 3 …拾う? (集英社スーパーダッシュ文庫)
- 作者: 松 智洋
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/02/25
- メディア: 文庫
それが引き金になったかのように、文乃と梅ノ森が鬼の形相へと変貌していく。
「どぉいぅことかしらぁ、巧ぃ」
「説明してもらいましょうかぁ、都築ぃ」
「ま、待て、おまえらはなにか大きな勘違いをしている! 希が言ったのは……そう、家族だ! 家族って意味だよっ」
俺の必死の弁解もヤツらは聞き入れる様子もない。それどころか、文乃はポキポキと指を鳴らし、梅ノ森はメイドから受け取った鈍器的なものをブンブンと振り回しているありさま。
「ていうか、ホント待って、さすがに二人がかりだと……」
「二回死ねえええええええええええええええええええええっ!」
「星になれえええええええええええええええええええええっ!」
ユニゾンも完璧な合体攻撃は、弁当ごと俺を粉砕した。
【迷場面0104】「そんな奴は日本にお前だけだ!」 [化物語]
【名場面0036】「私の第一優先順位はイザヤ様です」 [イスカリオテ]
「お前だって、俺が本物だったら良かったのにって思うだろうがよ」
「どうしてですか?」
瞬きして、三度、ノウェムが首を傾げた。
いままでで一番不思議そうな傾げ方と、声の響きだった。
「そりゃそうだろ、記憶喪失だとかへんてこな嘘をつく必要もねえし、お前だってずっと楽できただろうが。断罪衣(イスカリオテ)とやらが使えれば、前みたいにぶっ壊れなくてすんだかも……」
「私の第一優先順位はイザヤ様です」
躊躇無く、人形は言った。
イザヤの台詞が終わるか否かという間際の、鮮やかな切り込み方である。
なぜだか、怒っているようにも見えた。
「『九瀬諫也』ではなくて、イザヤ様です。以前にもお話ししたかと思うのが私です」
「や、それはその……」
イザヤの声が、急激にすぼまる。
妙な迫力に気圧されたのである。
さきほどまで少年を映すだけだった鏡の瞳は――今、ただならぬ意志に燃えて――イザヤを捕捉していた。