【書感0010】「スクランブル・ウィザード３」

スクランブル・ウィザード3 (HJ文庫)

• 作者: すえばし けん
• 出版社/メーカー: ホビージャパン
• 発売日: 2009/02/28
• メディア: 文庫

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「スクランブル・ウィザード３」
（すえばし　けん著、ホビージャパンＨＪ文庫刊）
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　いやぁ～……なんつうか、いい！　すごく、いい！
　１巻から一貫しておもしろい良作ですが、３巻はダントツでシリーズ最高のおもしろさでした！
　各巻のラストで大なり小なりのどんでん返しを喰らわせてくれるんですが、３巻のはまさに最大最強。加速する事態はさらに混戦模様、あの人の動向とか、この人の動向とか、その人の動向とか……どうなっちゃうんだ、一体！？

　あああ、続きが気になって気になって大きな樹になりそうです（錯乱気味）
　カモ～ン、続刊～！！！

タグ：スクランブル・ウィザード ３巻 すえばし　けん ＨＪ文庫 感想 先生と生徒 年の差カップル（未満） 小さいのがいいんだ。小さいのが 学習と成長 ツンデレ男

【名台詞0010】雛咲月子は言いました

「私が心配なら、ずっとずっと傍にいて！　私の先生でいて！　誰かのものにならないといけないなら、先生のものにして！」

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【迷文0001】正しくは「魔法士」と「マナ」

「阿呆士――偏在する穴を阿呆回路として組み上げ力を引き出し、自分の認識を現実に反映させることによって事象を思う通りにねじ曲げる者」

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【名場面0004】「お前は考えてるか？」

　「要するにだ、頭使って考えろ、って話をしたかったんだよ。何もかも全部自分のせいだとかアホなこと思ってねえか？　お前」
　ずきんと胸が痛んだ。
　自分のせいだと思っている？　当たり前だ。全部自分が悪いのだから。
　だが、月子は続く十郎の言葉に思わず顔を上げた。
「ただの責任放棄だろ、そんなのは」
「そんな……そんなことない！　私は――」

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