【書感0025】「さくら荘のペットな彼女２」

さくら荘のペットな彼女〈2〉 (電撃文庫)

• 作者: 鴨志田 一
• 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
• 発売日: 2010/04/10
• メディア: 文庫

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「さくら荘のペットな彼女２」
（鴨志田一著、アスキー・メディアワークス電撃文庫刊）
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　ななみんキター！！！

　以上。

　……で、終わりにしちゃいたいくらいですが、さすがにそれではアレですね（＾＾；

　良作ですよー、これ。
　みんなキャラが立ってて、そんなキャラたち同士の掛け合いがとてもいい感じ。１巻からよかったですが、２巻では正常進化してさらによくなりました。掛け合い好きの私には、うれしいかぎりです。

　ジャンル的には、“学園青春ものラブコメ風味”。電撃文庫のこの系統の作品としては、昨秋に完結したさよソナの正統な後継者として、私の中でポジショニングされています。
　天才と凡人がいる点は同じですが、その格差とか対比とかいう側面で見ると、さよソナより重点的に描写されていて、そこがいい意味でのストーリーの青臭さにつながっている感じ。
　恋バト戦線のほうは１巻からましろんのぶっちぎり状態ですが、ななみんの宣戦布告で奇蹟の追い上げはあるのか？　マッチレースになっていくのか？　まさかの新キャラ参戦で三つどもえになったりしちゃうのか？　そして、美咲と仁はどうなるのか……？　今後に期待大、です。

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