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【迷場面0095】「この女は……」 [境界線上のホライゾン]


境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

境界線上のホライゾン1〈上〉―GENESISシリーズ (電撃文庫)

  • 作者: 川上 稔
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: 文庫


「それとついでに聞くと、お前、我と殿、どっちの言うこと聞くんだ? 我の家についてるくせに、あまり言うこときかんしなあ」
「忠勝様の言うことを聞いておりましたら自動人形の身が磨り減ります。片付けはしない。洗濯はしない。余計な武具や本や夕食の予定にない肉とか買ってくるしすぐに犬とか猫とか拾ってきて″可哀想だろ!? 今日からこの子はうちの子だ!″とか駄目人間炸裂されますし」
「だって可哀想じゃねえかよ! お前は鬼か!?」
「ハイハイJud.Jud.。――今の、忠勝様が私によく行う返答ですが、どうでしょうか?」
「この女は……」

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本多・忠勝×鹿角
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「境界線上のホライゾンⅠ<上>」
(川上稔著、アスキー・メディアワークス電撃文庫刊)
 第十七章『路上の簒奪者』(P.439)より
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 忠誠心があるんだかないんだか微妙な自動人形、いい感じです。

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