【迷場面0058】……根拠がない上に完璧にバレてるぞ……!! [境界線上のホライゾン]
正純は、さっきから背後でこそこそ行われている餌付け行為に対して無言だ。
以前から気づいていたが、どうも側溝下、下水管理の黒藻の獣はP-01sに懐いているらしい。更には、P-01sと黒藻の獣との共通見解として、黒藻の獣が外に出ていることはバレないほうがいいことになっているようだ。
……黒藻の獣にしても、仕事をサボっていることになるからな……。
『ばれてない? おーけー? いけそう?』
「Jud.、大丈夫だと判断出来ます。我々の活動は完璧です」
……根拠がない上に完璧にバレてるぞ……!!
――――――――――――――――――――――――――――――
本多・正純×黒藻の獣×P-01s
――――――――――――――――――――――――――――――
「境界線上のホライゾンⅠ<上>」
第五章『晴天下の再会者』(P.176~177)
(川上稔著、メディアワークス電撃文庫刊)
――――――――――――――――――――――――――――――
当人同士は大まじめでも端から見るとズレまくりのモロわかり、「完璧」を次の行で真逆の意味にオトす鮮やかさ……。ザッツ・川上クオリティ。
以前から気づいていたが、どうも側溝下、下水管理の黒藻の獣はP-01sに懐いているらしい。更には、P-01sと黒藻の獣との共通見解として、黒藻の獣が外に出ていることはバレないほうがいいことになっているようだ。
……黒藻の獣にしても、仕事をサボっていることになるからな……。
『ばれてない? おーけー? いけそう?』
「Jud.、大丈夫だと判断出来ます。我々の活動は完璧です」
……根拠がない上に完璧にバレてるぞ……!!
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本多・正純×黒藻の獣×P-01s
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「境界線上のホライゾンⅠ<上>」
第五章『晴天下の再会者』(P.176~177)
(川上稔著、メディアワークス電撃文庫刊)
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当人同士は大まじめでも端から見るとズレまくりのモロわかり、「完璧」を次の行で真逆の意味にオトす鮮やかさ……。ザッツ・川上クオリティ。
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