【書感0011】「アクセル・ワールド1 -黒雪姫の帰還-」 [アクセル・ワールド]
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「アクセル・ワールド1 -黒雪姫の帰還-」
(川原礫著、アスキー・メディアワークス電撃文庫刊)
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できすぎシンデレラボーイ・ストーリー(好意的な意味で)。
主人公をああまで極端に記号化することはないんじゃないかなとは思いますが、2巻以降できっとうまく活かしてくるんだろうと期待する方向で。ストーリーもある意味王道ですが、だからこそ、ここはキャラに入れ込むのが正しい楽しみ方ではないかとも思ったり。
私の読書史で、仮想現実ものとかゲームものって今まで良作に巡り逢ったことがなかったんですが、これはその最初の一冊になりそうな予感がします。
幼馴染とか思春期とか謎解きとか潜在能力の覚醒とか、もちろんボーイ・ミーツ・ガールとかとか、ラノベなお約束がてんこ盛りですが、本作はとにかく黒雪姫先輩に尽きます。ええ!
続刊は夏頃とのこと。あ~、待ち遠しいなぁ。
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