【名場面0017】「嫌いになります」 [θ 11番ホームの妖精]
「俺がじっとしていると思うのか」
彼の声は少しだけ怒気が籠もっていました。私はドアを引いた手を止めて振り返ります。
「身体が治ったら特別に好きなだけハンバーグを食べさせてあげようと思っていますが、もし少しでも動いたらサラダづくしにします」
「馬鹿が。そんな脅しで俺が怯むと思うか、なめんな」
「じっとしていなかったら、怒りますよ」
「知るか、怒ったらどうするってんだ」
私は手持ちで最高の微笑みを顔に作りました。
「嫌いになります」
「………………」
義経は電池の切れた玩具のように固まりました。
「じゃ、行ってきますね」
「…………お……おいっ! ちっ、ちょっとまっっ! おま、お前! 待てっ、待てっておい! 聞けよ! 待てって! おぉぉぉぉおおい!Tぃぃぃぃ・Bぃぃぃぃぃ!」
――――――――――――――――――――――――――――――
義経×T・B
――――――――――――――――――――――――――――――
「θ 11番ホームの妖精」
「Ticket02 魔女とバニラとショートホープ」(P.141~142)
(籐真千歳著、メディアワークス電撃文庫刊)
――――――――――――――――――――――――――――――
破壊力抜群(^^;
彼の声は少しだけ怒気が籠もっていました。私はドアを引いた手を止めて振り返ります。
「身体が治ったら特別に好きなだけハンバーグを食べさせてあげようと思っていますが、もし少しでも動いたらサラダづくしにします」
「馬鹿が。そんな脅しで俺が怯むと思うか、なめんな」
「じっとしていなかったら、怒りますよ」
「知るか、怒ったらどうするってんだ」
私は手持ちで最高の微笑みを顔に作りました。
「嫌いになります」
「………………」
義経は電池の切れた玩具のように固まりました。
「じゃ、行ってきますね」
「…………お……おいっ! ちっ、ちょっとまっっ! おま、お前! 待てっ、待てっておい! 聞けよ! 待てって! おぉぉぉぉおおい!Tぃぃぃぃ・Bぃぃぃぃぃ!」
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義経×T・B
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「θ 11番ホームの妖精」
「Ticket02 魔女とバニラとショートホープ」(P.141~142)
(籐真千歳著、メディアワークス電撃文庫刊)
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破壊力抜群(^^;
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