【迷場面0031】「ちゃんと儚んではいるのよ」 [化物語]
「努力している人間がそれを意識すると思うの?」
「……さいですか」
「あ、でも、誤解しないでね。努力が全く実を結ばない、どころか努力するすべさえも知らない阿良々木くんみたいな人間のこと、ちゃんと哀れんではいるのよ」
「哀れまないでくれ!」
「ちゃんと儚んではいるのよ」
「ぐ、ううっ! 突っ込みを入れると形容がより酷くなるルールなのか……!? これでは迂闊に泣きを入れることもできない!」
――――――――――――――――――――――――――――――
戦場ヶ原ひたぎ×阿良々木暦
――――――――――――――――――――――――――――――
「化物語[上]」
(西尾維新著、講談社BOX刊)
「するがモンキー」(P.280)
――――――――――――――――――――――――――――――
自分のことを言われている気がする私……。
いつも読書中は物語世界にどっぷり浸かっているインサイダーな私(誤用)ですが、このときは我に返ってしまいましたよ(^^;
「……さいですか」
「あ、でも、誤解しないでね。努力が全く実を結ばない、どころか努力するすべさえも知らない阿良々木くんみたいな人間のこと、ちゃんと哀れんではいるのよ」
「哀れまないでくれ!」
「ちゃんと儚んではいるのよ」
「ぐ、ううっ! 突っ込みを入れると形容がより酷くなるルールなのか……!? これでは迂闊に泣きを入れることもできない!」
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戦場ヶ原ひたぎ×阿良々木暦
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「化物語[上]」
(西尾維新著、講談社BOX刊)
「するがモンキー」(P.280)
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自分のことを言われている気がする私……。
いつも読書中は物語世界にどっぷり浸かっているインサイダーな私(誤用)ですが、このときは我に返ってしまいましたよ(^^;
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