【迷場面0136】「責任転嫁までしやがった……」 [化物語]
「でも、マウンテンバイクに乗ってる高校生なんて、世界中、五万といるぞ? お前はそいつらを、全員まとめて敵に回すのか?」
「とても最高ね、マウンテンバイク。高校生ならば誰もが憧れる逸品だわ」
一瞬で手のひらを返す戦場ヶ原ひたぎ。
意外と保身的な奴だった。
「その最高さ加減が阿良々木くんにあまりにも似合わないものだから、ついつい、心にもないことを言ってしまったわ」
「責任転嫁までしやがった……」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
阿良々木暦×戦場ヶ原ひたぎ
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「化物語(上)」
(西尾維新著、講談社BOX刊)
「第二話 まよいマイマイ」(P.112)より
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
つまずいてもただでは起きないガハラさんです(^^:
コメント 0