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【迷場面0097】「はっ。出たよ醤油信者、略してソイソニストが」 [藤堂家はカミガカリ]


藤堂家はカミガカリ〈3〉 (電撃文庫)

藤堂家はカミガカリ〈3〉 (電撃文庫)

  • 作者: 高遠 豹介
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: 文庫


「おい新入り。目玉焼きには何をかける派だ?」
 ちなみに、神一郞と春菜と周慈は醤油。美琴はソースだ。少数派になった美琴が、ソースの魅力を散々主張したのを覚えている。
「塩を頼む」
 とレッテ。
「ケチャップくださーい」
 とミリカ。
「ほう、ケチャップときたか」
 余計な反応をしたのが美琴。
「ダメなの?」
「邪道だね」
 ソースも似たようなものだろうが。ケチャップを冷蔵庫から取り出して、神一郎は思う。いや、世間一般がどうかはわからないけど。
「何でもいいだろ。俺から言わせりゃどっちも変わらん」
「はっ。出たよ醤油信者、略してソイソニストが」
 新しい単語が出た。何より略になってない。

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建代神一郞×レッテ×ミリカ×天霧美琴
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「藤堂家はカミガカリ3」
(高遠豹介著、アスキー・メディアワークス電撃文庫刊)
「3.キャベツかアイスか」(P.102)より
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 相変わらずいい味出してるねぇ美琴(^^;

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