SSブログ

【書感0005】葉桜が来た夏(1~3巻) [葉桜が来た夏]


葉桜が来た夏 (電撃文庫)

葉桜が来た夏 (電撃文庫)

  • 作者: 夏海 公司
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 文庫



葉桜が来た夏〈2〉星祭のロンド (電撃文庫)

葉桜が来た夏〈2〉星祭のロンド (電撃文庫)

  • 作者: 夏海 公司
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: 文庫



葉桜が来た夏〈3〉白夜のオーバード (電撃文庫)

葉桜が来た夏〈3〉白夜のオーバード (電撃文庫)

  • 作者: 夏海 公司
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2009/02
  • メディア: 文庫


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
「葉桜が来た夏」
「葉桜が来た夏2 星祭のロンド」
「葉桜が来た夏3 白夜のオーバード」
(夏海公司著、アスキー・メディアワークス電撃文庫刊)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
 おすすめ。種族を超えたボーイ・ミーツ・ガールもの……今のところは。

 お相手は、星の彼方からやってきた人間型の異種族です。まぁその異種族てのが全員美(少)女だったりなぜか日本語名だったり地球人類と同じような文化レベルだったり――てのはラノベ的お約束なわけですが、著者が描きたいのも読者が求めるのもきっとそこじゃないだろうからそれはいいんです。
 乱暴にまとめると、1巻は青春映画、2巻はスパイ映画、3巻は怪獣映画といったテイスト――って、どんなシリーズじゃ、一体(^^;

 不器用だけどまっすぐな二人の物語なので、主人公二人にフォーカスすると、1巻では衝突・対立から始まった少年少女が徐々に歩み寄ってやがては共闘し、2巻では少女がデレて、3巻では少年がデレ――とはちと違うか、まぁでもお互いぞっこん状態だよなぁ、あれ。「護くん」とはひと味違った悶絶を堪能させてくれること請け合いです。

 ラノベなセオリーからすると、次あたりライバル出現なはずなんですが、どうも3巻の引きからするとそういう方向へは進まなさそうで、でも出現しようがしまいが続刊がひじょうに楽しみ。
「さよソナ」が完結しちゃった今となっては、個人的に電撃文庫でいちばんの期待作です。……いや、しかし、「付喪堂」各巻の第四章もなかなか……んむむ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。